菊スカウトのココがスゴイ!
ボーイスカウト年代の到達点として後輩たちの模範となる!
菊スカウトでは、ボーイスカウトの様々な活動の中で模範となるスカウトを目指します。
今までにも増して高度なスカウト技能の他にも、グリーンバーやそれををまとめる隊運営、後輩への指導、積極的な奉仕活動、将来の人生を見据えた価値観の形成を目的とした、信仰を持つことの大切さについても理解します。
菊スカウト章
キーワード
「模範」
目標
自分の隊・班で積極的に活動でき、ほかのスカウトの良き模範として、班長や上級班長、責任ある行動と指導ができる。
菊スカウト章全課目
1.基本
-
「ちかい」と「おきて」の実践に努力して、ほかのスカウトの模範となる。(隊長認定)
-
班長や次長(グリーンバー)、またはジュニアリーダーとして隊運営に6か月以上携わる。
-
B-Pのラストメッセージを読み、隊長とその内容について話をする。(隊長認定)
-
外国のスカウトの「おきて」について調べる。できれば外国のスカウトや指導者に直接教えてもらう。
2.健康と発達
-
5分間泳ぐか1,500m走り、自己記録を更新できるように努力する。
-
救急法
-
AED(自動体外式除細動器)について以下のことが説明できる。
-
-
AEDとは何か
-
どのようなときに使用するか
-
使用の手順
-
タバコ、アルコール、薬物が人体へ及ぼす害について知る。
3.スカウト技能
-
技能章から「野営章」「野外炊事章」「リーダーシップ章」を取得する。
-
班長や次長(グリーンバー)として班キャンプ、またはジュニアリーダーとして隊キャンプの計画を行い、1泊以上の固定キャンプを実施し、隊長に報告書を提出する。
4.奉仕
-
団や地域で取り組んでいる奉仕活動に、4日以上(1日1時間以上)参加する。
5.信仰奨励
6.班長会議
-
1級スカウトとして4か月以上、隊および班活動に進んで参加したことを班長会議で認めてもらう。
まとめ≪POINT≫
-
班や隊で後輩たちの良き模範となる。
-
他スカウトが「ちかい」と「おきて」を日常生活で実践するための手本となる。
-
高度なキャンプやハイキング対応する知識がある。
-
他のスカウトも参加するキャンプの計画・実践・報告ができる。
隼スカウトのココがスゴイ!
高校生年代のみが挑戦を許される新たな目標!
隼スカウトはベンチャースカウト上進後に挑戦可能となります。
隼スカウトは、今まで磨いてきた自分自身を社会に役立てる段階です。
高校生年代を前提とした、より冒険的なプログラムやBS隊以外も含む後輩への指導、より積極的な地域への奉仕を経験します。
これらの活動を通して、自主的な行動力や判断力、自ら進んで奉仕を行う心地よさを知り、自らの力で人生を幸福に導く生き抜く力を養います。
隼スカウト章
キーワード
「冒険と奉仕」
目標
スカウト技能を役立てることができ、ジュニアリーダーとして基本的な隊運営の知識を有し、健全なる体と精神を身につける。
隼スカウト章全課目
1.基本
-
菊スカウトとして最低6か月間、「ちかい」と「おきて」の実践に最善をつくす。
2.スカウト技能
-
自分を含めた2人以上のベンチャースカウトで、安全と衛生及び環境に配慮した2泊3日以上の移動キャンプ(歩行距離20Km以上または自転車100Km以上)を計画し、隊長の承認を得て実施、報告する。
-
次のスカウト技能のいずれかをボーイスカウト隊で指導する。
-
技能章から「救急章」「パイオニアリング章」を取得する。
3.スカウト精神
-
「スカウティング・フォア・ボーイズ」のキャンプファイア物語21,22及び26を読み、内容について隊長と話し合う。
4.奉仕
-
他部門の活動へ6か月以上にわたり奉仕し、その実績を報告する。
-
社会的弱者(高齢者、障がい者等)への支援活動を積極的に行い、隊長に活動記録を提出する。
5.信仰
-
自分所属または興味を持った宗教派の歴史と教えを知る。
-
自分の所属または興味を持った宗教派の宗教行事について知る。
6.成長と貢献
-
チームプロジェクトのチーフか主要な役割として、プロジェクトを計画、実施し、隊長に報告書を提出する。または、3泊4日以上の隊キャンプ実施計画を作成し、実際に運営を行い、隊長に報告する。
まとめ≪POINT≫
-
ベンチャー年代ならではの冒険的なスカウティングを行う。
-
自団の他部門(BVS・CS等)への継続的な支援ができる。
-
複数人数で行うプロジェクトで中心的な役割ができる。
富士スカウトのココがスゴイ!
自分で考え、計画・準備し行動できる!
富士スカウトは、今まで自分が積み重ねてきた経験や知識について注意深く見つめなおし、自分が、社会にどのように貢献できるか考え、具体的な形に結実させることが求められます。
自身のこれからのキャリアや、自分が行っている奉仕の意味について深く考え、それを実現できる道筋を見つけることができるをと名を目指します。
富士スカウト章を授与されるということは、自分で考え行動できる計画性と実現できるスキルがあると認められたということです。
しかしながら、富士スカウトは進級課目が設定する最高の課目ではありますが、スカウティングのゴールではありません。
富士スカウト章取得後に初めて、本当のベンチャー活動が始まると考えられています。
富士スカウト取得後のプロジェクトこそ、自分の意欲を叶えることのできるスキルをすべて手に入れた状態でチャレンジできる最高のプロジェクトであり、この年代のスカウトにしかできない最高の経験なのです。
富士スカウト章
キーワード
「リーダーシップ」
目標
プロジェクトの計画・実施・報告ができ、奉仕の精神と社会の一員としての責任を持ち、社会貢献を果たせるリーダーとなる資質を身につける。
富士スカウト章全課目
1.基本
-
隼スカウトとして最低6か月間、「ちかい」と「おきて」の実践に最善をつくす。
-
現在の自分の考えと将来の進路についてまとめ、その内容について隊長と話し合う。
2.スカウト技能
-
技能章から「野営管理章」「公民章」を取得し、技能賞を合計15個以上取得する。
-
自ら設定する課題により、2泊3日の単独キャンプ(固定または移動)を計画し、隊長の承認を得て実施後、評価を報告書にまとめ隊長へ提出する。
3.スカウト精神
-
「スカウティング・フォア・ボーイズ」のを読み、感想文を提出する。
4.奉仕
-
地域社会や学校などでの奉仕活動を企画し、隊長の承認を得て実施、報告する。
-
地区、県連盟、日本連盟の行事等に奉仕し、その実績を報告する。
-
奉仕の意義について理解し、自身が今後の人生においてどのように社会に対して奉仕、貢献できるかを文章にまとめ隊長と話し合う。
5.信仰
-
宗教章を取得するか、取得に対して努力したことを隊長に認めてもらう。
6.成長と貢献
-
隼スカウトとして自己の成長と社会に役立つための課題を設定し、個人プロジェクト(研究、制作、実験など)を自ら企画して隊長の承認を得たうえで、少なくとも1か月以上にわたって実施、完結させ、隊長に企画書、計画書、および報告書を提出する。
まとめ≪POINT≫
-
ベンチャー年代ならではの冒険的なスカウティングを行う。
-
自団の他部門(BVS・CS等)への継続的な支援ができる。
-
複数人数で行うプロジェクトで中心的な役割ができる。